Suzuka Yoshioka
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離れていても力を合わせて① online group work

10/27に法学部「法社会学」の講義で、事前課題にもとづいてZoomでのオンライングループワークを行いました。授業手法ということでは、簡単な事前リサーチ、反転学習、オンライングループワークの手法を取り入れた試みということになります。

法学部の専門科目の講義ではこのような試みはなかなか難しいのですが、前年度から挑戦している多人数での双方向授業の実践をできないかと模索し、企画しました。また、今回は成城大学教育イノベーションセンターのバックアップをいただき、職員と学生のピアサポーター4名のサポートにより実現できました。「教職学協働」というのだそうです。

参加してくれた学生の皆さんの感想を少し紹介します。

↓pick-up comments↓

法学部は多人数講義が基本的に主な学部であり学生間の授業中の交流というものはコロナウィルス流行以前からしてゼミ活動などのみにとどまっていたので大変貴重な機会であったように思う。グループ内におけるやり取りも比較的迅速にそつなく進行したように感じたので実施前にしていた気構えは杞憂であった。(4年生Tさん)

 

グループワークを初めてオンラインで行ったので、緊張したのですが、グループの皆が優しく自分の意見を言いやすい環境を作ってくれたのでスムーズに進めることができました。また前期の書き込み式グループディスカッションとは違って、相手がどう考えたのかを深く聞くことが出来たのでとても勉強になりました。(3年生Aさん)

 

後期に入り、難しい内容が増えたため何人かで話し合い、議論を深めることで授業の内容をより理解することが出来たので今回のような話し合いをまた出来たらと思います。(3年生Nさん)

 

リモート形式でグループワークをするのは初めてだったので、どうなるのか心配していたが無事に終わったので安心しました。グループメンバー皆が意見を出し合える空気だったのがよかったです。4、5人以上になると、意見を出しにくいと思うのでちょうど良い人数だったと思います。コロナ禍対応の講義の中でも、法社会学は多様な形式を展開してくださるので、飽きがなく、面白い試みを体験できる貴重な授業だと思っています。(4年生Sさん)

 

他の授業もそうですが、オンデマンド講義と課題提出ばかりで正直うんざりしていました。しかし、今日久しぶりに受講生と顔を合わせ、アクティブラーニングを取り組むことが出来たため、刺激的でとても楽しかったです。グループメンバーと発言するタイミングが被るなどZOOM特有のやりにくさはありましたが、総合的にとても有意義な時間だったと思います。(3年生Mさん)

 

技術上の改善点や、教員のスキルアップ等、課題もありますが、遠隔でも力を合わせることができる、そして、遠隔だから生まれる連帯感もあるのだと気づきました。タイミングを合わせてワークするなかで、双方向・多方向で作用することで生まれるものを改めて実感する時間となりました。

次回に続きます。

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