『東海法学』第70号に、2本の論文を公表させていただきました。
第一論文「『裁判を受ける権利』の制度的前提――司法アクセス研究からみた総合法律支援法」では、「裁判を受ける権利」を、裁判に至るまでの過程も含めて捉え直すことを試みています。情報へのアクセス、相談機会、専門家への接続といった条件がどのように整えられているのかという観点から、総合法律支援法の意義をあらためて位置づけました。これまで十分に検討されてこなかった側面にも目を向けつつ、権利の現れ方を考えるための一つの視角を提示しています。
第二論文「民事法律扶助における担い手の関与のあり方――ジュディケア弁護士と司法アクセス」では、民事法律扶助制度を実際に支える担い手の関与のあり方に焦点を当て、その実態と意味を検討しています。制度の枠組みや利用状況だけでは捉えきれない、現場における関与の厚みやあり方が司法アクセスにどのような違いをもたらすのかについて、基礎的な検討を行いました。
いずれの論文も、下記よりご覧いただけます。
https://www.u-tokai.ac.jp/ud-law/kiyou/
ご関心をお持ちいただけましたら、ご覧いただけますと幸いです。

